※インタビュー内容は取材当時の所属部署のものです
大学の講義で損害保険論を受講した際、再保険をテーマとした回にトーア再保険の名前が登場し、当社のことを知りました。国内に数多くの損害保険会社がある中で、再保険会社としてはトーア再保険しか紹介されなかったため、「どんな会社なんだろう」と、当時から興味を持っていたのです。その後、就職活動の中で説明会に参加。再保険の規模の大きさやその専門性の高さから、初めは具体的な仕事内容をあまり想像できませんでしたが、私にとってはそこも魅力に感じていました。
というのも、就職活動を始めた当初から、「せっかくなら飽きの来ないような、奥深く、長い時間をかけて突き詰めていく仕事がしたい」と考えていたからです。加えて、専門性が高いということは、それだけ常にレベルアップが必要な環境ということ。「この会社なら、成長を感じながら刺激のある社会人生活を送れそうだ」と思えたことも、最終的な入社の決め手になりました。入社前に持っていたイメージは、いい意味で、実際に入社した後も変わっていません。
所属部署では、国内の損害保険会社から再保険を引き受ける「受再」業務と、各部門で引き受けた再保険責任の一部を再々保険として海外に分散する「出再」業務を行っています。私自身は、「受再」業務として、担当会社のフロント業務(交渉・契約締結など)を行うほか、傷害保険をメインとする新種保険について、会社横断で引受の判断(アンダーライティング)を担当しています。また、傷害保険に関する各社からの引受につき、収益性や引受可否の判断なども実施。「出再」業務としては、各社から引受けた傷害種目の集積リスクを、海外に再々保険として出再を行っています。
端的に言えば、「受再」業務で顧客ニーズと当社利益のバランスを考えた再保険引受を行い、当社で保有しきれないリスクを「出再」業務で海外に逃がすことで、ポートフォリオを最適化していくことがミッション。再保険契約の更改は4月1日が多いため、3月はどうしても忙しくなりますが、各交渉をまとめ、無事に更改を終えられた時は大きな達成感のある仕事です。
トーア再保険の営業職は若手のうちから担当を持ち、保険のプロとやり取りをすることになるため、それだけやりがいも大きく、また成長も早い環境です。また、所属部署や本人の希望にもよりますが、入社3年程で海外研修や出張などの機会も与えられるため、日本に留まらないフィールドで活躍できる点も魅力だと感じています。一方で、国内転勤は無く、自身のライフプランが立てやすいことも、働きやすさのポイントと言えるのではないでしょうか。
働きやすさの観点で言えば、性別を問わず、育休の取得を積極的に推進してくれているところも当社の特徴だと思っています。実際に、私自身も娘が生まれた際には、同僚のサポートのもと、1ヶ月ほどの育休を取得させていただきました。まだまだ男性の育休取得は難しいと言われている会社も数多くある中で、当社のこういった姿勢はとても魅力的だと思っています。加えて、始業時間を1日単位で変更できる点も、家庭の都合などで早上がりをしたい日には調整がしやすいのでとてもありがたいですね。
就職活動が本格化すると、業界・企業研究や自己分析、面接対策などに追われ、目まぐるしい日々を送ることになるかと思います。新卒から定年まで勤め上げる時代からは変化してきているものの、「就職活動における短期間での成果が今後の人生を左右するかもしれない」というプレッシャーもあり、息苦しさを感じている方もいるかもしれません。私自身も、就職活動をしていた時はそうでした。
しかし、その経験自体がとても貴重なものであり、自分の選択に納得感を持つためには重要なステップになるはずです。そのため、ぜひ妥協せず、多くの会社に足を運び、社員の声を聞いて、自分の働いている姿をイメージしてみてください。その結果として、トーア再保険を選んでもらえるのであればとても嬉しいです。