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保険数理の知識を使い、保険会社ならではの決算を行います。

※インタビュー内容は取材当時のものです

“保険会社を支える保険”というビジネスモデルへの関心

大学時代には地球上で発生する物理現象について幅広く学んでおり、主に気象を研究対象として、豪雨が発生する時の環境についてのデータ分析などを行っていました。在籍中、平成最悪ともいわれる西日本豪雨が発生した際には、関連する研究会にも参加。自分が学んだり研究したりしている対象と、社会とのつながりを強く感じたことを覚えています。
そういったバックグラウンドから、就職活動の際には、自然災害や気候変動にさらされる世界に対し、貢献できる仕事がしたいと考えていました。中でもトーア再保険に興味を持ったのは、紹介ページで初めて「再保険」という言葉を目にしたことによる単純な興味と共に、
”大きな災害が起きたときに保険会社の経営を支える保険”というビジネスの仕組みに関心を持ったからです。
内々定をいただいた後には、他の会社とどちらに入社するかかなり悩んだのですが、少数精鋭で若手の時から大きな仕事ができそうなこと、加えて座談会などを通じて社員の方々の雰囲気が良く働きやすそうだと感じたことが、入社に至る決め手になりました。

グループのリスクを定量的に評価し、事業戦略・経営判断へとつなげていく

入社時から現在まで、ERM(Enterprise Risk Management)に関する部署に所属しています。ERMとは、企業の事業に存在するリスクを統合的に管理し、適切にリスクをとることでリターンをあげ、企業としての価値を効果的に高めていくという考え方・しくみのこと。ERMの事業戦略・経営判断への実効性という使命がより高まっている中で、現在はリスクに関する指標を管理したり、態勢を高度化したりといった内部的な役割だけでなく、金融庁による新たなソルベンシー規制に対する態勢整備なども推進しています。中でも私が主に担当しているのは、当社グループのリスクを定量的に評価する業務。保有している資本に対し、当社のリスクが過大になっていないかをモデルなどによって数理的に計測し、定例的な経営陣への状況報告や、事業計画に向けたデータの提供などを行っています。
統合的なリスク管理という性質上、国内外の損害再保険、生命再保険、資産運用と当社の事業について幅広く見ることができる点はとても面白く、同時に仕事の責任感を強く感じるところです。別の観点では、気候変動リスクについての注目が業界的に高まっている中で、自分のバックグラウンドを生かしつつ業務にも反映できるタイミングが時々ある点は嬉しく思っています。

周りのメンバーの手厚いサポートのもと、成長していける

何よりも、若手の段階から重要度の高い仕事を任せてもらえることが、トーア再保険の魅力だと思っています。私自身、新卒の頃から現在の部署に所属しており、経営判断にも関わるレイヤーでデータの分析や提供をするなど、とても貴重な経験をさせてもらっていると感じています。もちろん、その重要性の高さには身の引きしまる思いですが、若手の頃からこれだけの経験をさせてもらえる会社はなかなかないのではないでしょうか。
また、上司や先輩方をはじめ、社内の優秀な方々から手厚いサポートを受けられる点も当社の魅力。穏やかな方が多く、わからないことや困ったことがあってもすぐに周りに相談できる環境は、安心感はもとより、日々のモチベーションにもつながっていますね。初めは「自分が戦力になれるだろうか」と不安も感じていましたが、周りの方々がいつも気にかけてくれて、困っている時には手を差し伸べてくれるからこそ、スムーズに業務を進められていると思っていますし、これから入社してくる仲間にも、私自身、同じように手を差し伸べられるようになれたらと思っています。

学生の皆さんへメッセージ

仕事をしている時間というのは、多くの方にとって、どうしても生活の大部分を占めることになるでしょう。だからこそ、一緒に働く人がどんな人かという点と、自分がその環境で打ち込めそうかという点は、仕事のしやすさの面で非常に重要になると思います。その判断をするためにも、月並みではありますが、まず興味のある会社に実際に足を運び、社員の方の生の声を聞いてみることが良いと思います。雰囲気がよさそうか、将来の自分の姿をイメージできそうかなど、色々考えてみてください。
進路について悩むことも多いかもしれませんが、悩むこともきっと大切な過程。悩みぬいた結論として、当社を選んでもらえるのであればとても嬉しいです。一緒に働けることを楽しみにしています。

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