※インタビュー内容は取材当時の所属部署のものです
もともと国際交流や言語への興味・関心が高く、中学時代はカナダでのホームステイ、大学時代はポルトガルへの留学などを経験してきました。多様な価値観に触れることで自身の世界が広がった実感があることから、就職活動をする際にも、グローバルなフィールドで活躍できる仕事という軸をまず大切にしていたのです。
そんな中でもトーア再保険に興味を持ったのは、職務上、海外と関わる機会も多いことを知ったため。加えて、インターンシップに参加した際に、再保険ビジネスのスケールや社会的役割の大きさを知ったからでした。インターンシップの内容は当時の自分にとっては難しいものでしたが、わからない専門用語などを一つ一つ丁寧に、優しく解説してくださる先輩方の姿に、専門性の高さや人柄の良さを感じられたことも、この会社で成長していきたいと思った大きなポイントです。
実際に、入社後には1年目から海外と関わる仕事を経験。もちろん最初は先輩社員のサポートからのスタートでしたが、2年目以降は担当を持って交渉をする場面も増えてきており、入社前から想像していた通りの仕事ができていることに喜びを感じています。
入社以降、所属部署で主に海外の生命保険会社との再保険契約の引受交渉を担っています。具体的には、顧客の再保険のニーズを確認し、社内関連部署と引受に関して協議をした上で、顧客にフィードバックを行うまでが一連の流れ。顧客はどのようなリスクをカバーしたいのか、再保険によって最大でどのくらいの補償を必要としているのかなどの情報を集め、条件に見合った再保険のプログラムを考えたり、契約書を用意したりします。ほかにも、各契約の成績管理や顧客の信用状況調査なども担っているため、業務範囲は多岐にわたります。
ちなみに最初のうちは、顧客とのメールのやりとりにおいて、文面のニュアンスをつかむことがとても難しかったことを覚えています。英語力にある程度の自信があっても、再保険ビジネスならではの専門用語や、海外の事業環境、顧客の再保険ニーズを理解することなどは簡単ではないからです。しかし、年次や経験を重ねていくにつれて、顧客とのコミュニケーションが円滑にとれるようになり、自身の中に再保険ビジネスに関する知識・専門性が蓄積されていることを実感できた時には特に成長を感じられますし、それだけ成長を感じられる機会が多いことは、私にとってはやりがいにもつながっています。
そういった自己成長を日々感じられる環境に加えて、先輩社員の方々の人柄が良く、仕事において自身の意見を自由に表現できることも、トーア再保険の魅力だと感じています。例えば案件の進め方ひとつをとっても、「こういう風に進めたらお客様にご納得いただける提案をできそう」などの意見は自分から提案することができますし、上司や先輩もその意見に対してしっかりと耳を傾けてくれます。もちろん、経験豊富な先輩方ですから、「それならもっとこうしたほうがいいよ」といったアドバイスをいただくこともありますが、若手のうちから積極的に意見やアイデアを発信できる環境は、モチベーションにもなっています。
また、福利厚生が充実しており、休暇がとりやすかったり、産育休や時短勤務などがしっかり整備されていたりする点も、私にとっては魅力的なポイントです。実際に私が所属しているチームの中にも、時短勤務を活用して子育てと仕事とを両立している女性社員の方がいます。趣味やプライベートをしっかり楽しめるだけでなく、子育てなどのライフイベントを経ても仕事を続けていける環境は、多くの方にとって安心感につながるのではないでしょうか。
残りの学生生活は、今しか経験できないことですから、友達や先輩、ご家族など、周りの方々を大切にしながら、思う存分楽しんでほしいと思っています。そのうえで、就職活動をする際はぜひ、自分らしさを忘れずに、いろいろなことにチャレンジしてみてください。
もしかしたら、会社探しや仕事探しをしている時に、「自分に向いている仕事がわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。私自身、海外に携われる仕事がしたいという気持ちはあったものの、最初は自分にできるかどうかが不安でした。ですが、今こうして仕事を楽しみ、日々成長を感じられているのは、その時々で「自分らしさはなんだろうか」「どうやって働きたいのか」をしっかりと考えて、選択をしてきたからだと思っています。明確な正解こそない就職活動ですが、ぜひあなたらしく、後悔のない選択をしてください。